外断熱パネル工法をおすすめする理由
建物のライフサイクルコストを抑えることができる工法です!
長い目で見ると「外断熱改修」がお得です!
建物の「ライフサイクルコスト(LCC)」は、建物を新築してから取り壊すまでにかかるすべての費用を足し合わせたものを言います。
分譲マンションの場合、設計費・建設費等の初期費用は購入価格に含まれていますが、それらは氷山の一角。
LCC全体は建設費の約3~5倍になるのが一般的です。
その中でも、大きな割合を占める外壁・屋上の修繕費を長い目で見て抑えることができるのが「外断熱工法でのマンション大規 模改修」なのです。

塗装、タイル…現状のやり直しは10数年ごとに修繕が必要です!
塗装仕上げの外壁を塗り替えて修繕した場合、塗料の種類にもよりますが、一般的に10年そこそこで再塗装の時期がやってきます。
これに対し、外断熱工事の場合、一回当たりの費用は塗装より割高ですが、大 規模改修が20〜30年に1度で済みますので、ライフサイクルコスト全体でみると費用を下げることができます。(メンテナンスは必要です。)
また、1回目の修繕時には居住者の平均年齢が比較的若く、修繕費用も軽めですが、2回目以降の修繕は、居住者の入れ替わり・高齢化を経ますので、合意形成も大仕事です。長寿命な施工方法を選ぶことで、さまざまなトラブルを未然に防ぐことにもなるでしょう。

建物全体を長寿命化させることができます!
築浅物件でも、内断熱施工済みでも…
外断熱工事をおすすめいたします。
コンクリートは「蓄熱性」が高い素材で、「温まりにくく冷めにくい」のが特徴です。
そのため、外気の影響を受けにくく、木造の家より、「冬は暖かく、夏は涼しく」、快適に過ごすことができます。
この性能をさらに高めることができるのが、断熱材で建物をくるみ、気温の上下・風雨・紫外線から守る外断熱工法。
建物の室温が安定するだけでなく、鉄筋の寿命を縮めるコンクリートの中性化や、温度変化によるコンクリートのひび割れを防ぎ、建物自体の耐久性が向上します。
これが、少ない修繕の回数で建物を維持できる理由です。
多くのマンションでは新築時にコンクリートと内装下地の間に断熱材が入っていますが(内断熱)、重ねて外断熱を施せば、さらに省エネ性能が向上します。


室温変化の幅
約5℃
外断熱工法
外断熱パネル工法は、断熱材の切れ目が少なく、熱の放出が抑えられます。


室温変化の幅
約10℃
内断熱工法
内断熱は、間仕切り壁や床の部分で断熱材が切れ、隙間から大量の熱が逃げてしまいます。

もっと暮らしやすく…
外断熱工事のさまざまなメリット
暖房効率アップ
外気の影響を受けにくくなるので、室内の温度変化が小さくなり、光熱費も下がります。
特に、暖房停止後の室温の降下が緩和されます。
浴室・トイレもほかの部屋と極端な温度差が生じません。
住戸ごとの温度差が縮まる
外気の影響を受けにくくなるので、住戸ごとの温度差が平均化し、「角部屋は寒い」「駐車場の真上は寒い」のような不満は減ります。
資産価値が落ちにくい
管理が行き届き、居住性に優れたマンションは、築年数が経っても、資産価値を比較的保ちやすく、中古としての転売もスムーズになります。

結露が軽減
室内と壁の温度差が減るため、結露が少なくなります。アレルギー源のカビ・ダニも増えにくくなり、また、壁紙クロスの汚れが減り、長持ちします。
住みながらリフォームできる
内断熱改修の場合、一時退去の上、内壁を取り壊す必要がありますが、外断熱改修は住みながら工事を行うことができます。

札幌のマンション大規模改修はマネージメント株式会社におまかせください!
札幌市のマネージメント株式会社は、マンション・アパート・ビル・病院・各種施設の大規模改修工事・外壁工事を中心に外装工事の設計・施工に携わっております。
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